岡山遠征

やまと@岡山市表町
11時から開いているので最初に訪れた店だ。まだ11時ちょっと過ぎだったのに店内はいっぱいで、しばらく待ってから座ることができた。

中華そば
スープの表面には乳化しない細かい粒状の油がかなり浮き、まあこってり系のラーメンの分類だろう。しかし鰹と昆布(と思う)の和風ダシが押さえにまわっていて食べやすい。麺は柔らかめだが広島にはないタイプの美味しいラーメンだった。はるばる岡山までやって来て良かった。しょっぱなからNさんはカツ丼(小)と半そばを頼むチャレンジャーだった。

商人@岡山市清輝橋
2件目、人気度トップクラスの店で、店内はほぼいっぱい、何とか座ることができた。

和風そば
この店のスープは豚骨だと聞いていた。しかし上に浮く多めの油は鶏のように黄色い。最初に見てカレーラーメンかと思ったくらいだ。味の良くしみたチャーシュウの厚さはステーキ並。中太ストレートで柔らかめの麺の量は広島標準より多い。全てが濃いかなりのこってりラーメンで、これ1杯で一日が満足できるくらいだ。しかし今日のオレたちはこれで満足してはならない。まだ行かなければならない店があるのだ。しかし、こってり続きで早くも2件目で気分がくじけてしまった。
ところでこれは和風そばの定義を改めて考えさせられたラーメンだった。改めて考えてみたけどやはり良く分からない。

後楽園
くじけた気分をリフレッシュ。
途中、今回不参加だったSさんから電話が入る。そして情報交換の結果次の店が決まる。

鳳夢蘭@岡山市清輝橋
3件目、支那そばの看板を見て安堵感を覚える。

支那そば
安堵してはいけなかった、確かに商人に比べるとあっさりかもしれない。一見鶏白湯かと思った白いスープは、良く見ると厚い粒状油の層で、その下に茶色いスープがある。これはやはりこってり系だ。具は別皿で出る。単体で食べたらかなりうまいラーメンだと思う。しかしオレたちは、「まあこってり」、「かなりこってり」と食べてきて、そして今回「やはりこってり」だ。ああ、また気分がくじける。
ところでこれは支那そばの定義を改めて考えさせられたラーメンだった。改めて考えてみたけどやはり良く分からない。

夢二郷土美術館
またもやくじけた気分を再びリフレッシュ。
作戦会議の結果、次は本当にあっさり系の(と思う)店に決定。しかし岡山の基準が分からない、祈るような気持ちで店へ向かう。

海吉@岡山市海吉
4件目。「うみよし」でナビの地名検索をかけても出てこない。何と読むのだろう。しばらく悩んだ末「みよし」だと気が付く。

みよしラーメン
浮かぶ油は多いものの、澄んだ醤油スープは鶏がらのあっさり系でほっとした。和風ダシ(アゴらしい)も加わってうまい。麺は少し太めのストレート。この組み合わせは広島にはあまりないと思う。
だけどこの時点でオレはラーメンを食べることに飽きた。もうしばらく食べたくない。
この後MさんとNさんは「冨士屋」へ、Tさんは「匠」へ。みんな良く食べるよ、ついて行けない。
▲ by vitz05 | 2006-02-25 17:00 | 岡山県